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スマホは小学生に必要なのか?メリット・デメリットを徹底解説!

    • 小学生の子供にスマホを持たせるべきだろうか…
    • スマホを持たせることに何かリスクはないのだろうか…
    • スマホを持たせるなら、どんなことに気を付ければ良いのだろうか…

小学生のスマホの利用率は年々上昇。2017年度の内閣府の調査によれば、全体の30%に達しようとしています。この傾向に歯止めがかかる見込みはなく、今後も利用率は高まることが予想されます。

その一方で子供のスマホ使用は事件やトラブルに発展することも。親としてはそのリスクや対策が気にかかるところです。そこで今回は小学生の子供にスマホが必要か否か、スマホを持たせることのメリット・デメリットなどについて徹底的に解説します。この記事は以下のような方におすすめです。

この記事はこんな方におすすめです
・小学生のスマホ利用について他の保護者の意見を知りたい方
・スマホ利用のメリットとデメリットについて知りたい方
・スマホ絡みのトラブルから子供を守る方法を知りたい方

小学生にスマホは必要?

必要だと思う人の意見

無料通話アプリを使うために

塾の行き帰りに連絡を取るために子供にスマホを持たせています。暗くなっているのに塾に迎えに行けない時は便利ですよ。親と通話した状態で家まで帰宅させれば安心ですから。無料通話アプリがあるスマホなら料金の心配もありません。

安心のために

子供がどこに出かけたのか、わからないことが多くて不安な思いをしていました。キッズ携帯を買い与えたのですが、高学年になると「恥ずかしい」と言って持ち歩かないことも。スマホなら親が何も言わなくても持ち歩いてくれるので、GPSで居場所を確認するのに便利です。

勉強にも使え、親のスマホも奪われなくてすむ

小学生も高学年に入るとゲームをしたがったり、動画を見たがったりすることも増えます。お友達でもスマホを持つ子が増えて…今までは私のスマホを使わせていたのですが、それはそれで私が不便です。小学生の勉強に役立つサービスも充実してきたので、勉強のためにもスマホを持たせることにしました。

不要だと思う人の意見

スマホには中毒性がある

うちの子もスマホを持ちたがっています。まだ早いと思って、時々私のスマホを使わせています。ゲームをしたり、動画を見たりするのに使いたいようです。一回スマホを手にするとなかなか手放してくれなくて困ります。「あと少しやらせて」の繰り返し…その姿を見て、スマホには中毒性があるのでまだ持たせない方が良いと感じています。

誰とつながるかわからない

スマホはSNSのアプリがたくさんあって、SNSを通じて知らない大人とつながってしまわないか心配で持たせていません。大人ならSNSで表示されている相手のプロフィールが本当かどうかわからないと疑ってかかれますが、子供は素直に信じてしまうようです。連れ去られたり、変な写真を送信させられたりしないか…スマホを持たせたら不安がつきないと思います。

いじめにつながらないか心配

友達とのやり取りのためにSNSを使いたがっています。みんな使っているから、と言われたらついつい持たせてやりたいとも思うのですが…。SNSは文章だけのやり取りなので、言葉づかいが未発達な小学生の子供には少し高度すぎるツールだと思います。だからまだ子供にはスマホを持たせていません。

結局、家庭の事情次第

スマホを必要という意見にも、不要という意見にもそれぞれ納得できる部分があり、一概に「持たせるべき」「持たせないべき」と断定することは難しそうです。

「スマホの利用ルールを必ずうちの子供は守る」という自信があったり、「親が外出先から子供の行動をチェックしたい」というニーズがあったりするならスマホを持たせるのも良いかもしれません。

「ゲームなどに熱中しがちである」「子供の国語力に自信がなく、SNSでのトラブルが心配」「大人を疑うことを知らない」などの不安があるようであれば、スマホを持たせない方が良いでしょう。すなわち、家庭の事情や子供の特性に合わせてスマホを持たせるべきか、持たせないべきかを判断すべきということです。

それでは、仮に小学生の子供にスマホを持たせるなら、どのようなメリット・デメリットがあると認識すべきなのでしょうか。以下で詳しく見ていきたいと思います。

スマホを小学生に与えるメリット

子供の居場所がすぐにわかる

スマホを小学生に与える第一のメリットは「子供の居場所がすぐにわかる」ということです。スマホには標準でGPS機能が搭載されており、子供の現在位置を容易に確認することができます。その他にも移動の経路を確認したり、特定のエリアからの出入りが通知されたりと、その機能は多岐にわたります。

「GPS機能ならキッズ携帯でも使えるのでは?」と疑問に思われるお母さんもいるかもしれません。確かにキッズ携帯にもGPS機能が搭載されています。また、防犯ブザーの機能もありますし、子供のSOSに対して警備会社がかけつけてくれるサービスも安心です。

それでもスマホが子供の居場所特定に便利なのは常に子供が持ち歩くからです。キッズ携帯の場合、高学年になると恥ずかしがって持ち歩かないことも。その点スマホであれば、子供はつねに持ち歩いてくれますので居場所を確実に確認できます。

LINEが使える

スマホを小学生に与える第二のメリットは「LINEが使える」ということです。スマホで最も使用されていると言っても過言ではないアプリのLINE。月間アクティブユーザー数(MAU)は約6000万人。日本の総人口の約半分がLINEを使用している計算です。

LINEは今や電話、メールに並ぶコミュニケーションのインフラとなっています。LINEの使用に慣れればメールでのやり取りは面倒に感じます。親の側が「子供とLINEで連絡を取れたらなぁ」と思うのも無理はありません。

また、小学生の間でもLINEなどのコミュニケーションツールの利用は広がっています。内閣府の調査によれば、スマホを所有する小学生の約半数がコミュニケーションツールを利用。デジタルアーツの調査によれば、コミュニケーションツールを使う小学生の6割から7割がLINEを使用しているとのことです。子供・大人問わず普及したLINEを使えるのが、スマホのメリットの一つです。

内閣府「平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」

デジタルアーツ株式会社「第11回未成年者と保護者のスマートフォンの利活用における意識調査 」

自分のスマホを取られない

スマホを小学生に与える第三のメリットは「子供に自分のスマホを取られなくてすむ」ということです。「ねーねースマホ見せて」と子供がお母さんにおねだりをする姿はよく見られる光景です。ゲームや動画など子供にとって楽しいことがつまったスマホ。一度子供に渡すとなかなか戻ってきませんよね。

スマホは親にとっても大切なツール。仕事の電話やPTAからの連絡がいつ届くかわかりません。ゲームや動画に熱中した子供たちにせっかくの通知を消されることも。親がスマホを確保するためにも、子供にスマホを買い与えることは一つの対策と言えるでしょう。

スマホを小学生に与えるデメリット

学力低下の恐れ

次に小学生の子供にスマホを与えることのデメリットについて考えてみましょう。第一のデメリットは何と言っても「学力低下の恐れ」でしょう。

神奈川県横浜市は2017年度に大規模な学力・学習状況調査を行いました。市内の全小中学校を対象に行った(調査対象児童・生徒数26万人)調査で明らかになった事実は、スマホの利用時間と学力の明確な因果関係です。

スマホの使用時間が長くなればなるほど、最も学力が高い層(学力層A)の比率は低下していることがわかりました(学力はAからDに向かって低くなります)。すなわち、スマホを使えば使うほど、学力が低下するということです。

小学校時点での学力はその後の学習を支える土台です。土台が崩れた場所には頑丈な家が建たないように、基礎学力が欠けるとその後の学習に支障を来すことは言うまでもありません。子を思う母親として最も心配なデメリットと言えるでしょう。

横浜市教育委員会「平成 29 年度 横浜市学力・学習状況調査」

課金の恐れ

スマホを小学生に与える第二のデメリットは「課金の恐れ」です。課金は二種類あり、有料アプリのダウンロードに伴う課金と、無料ゲーム内でのアプリ内課金とがあります。特にやっかいなのが、制限ない課金を引き起こしてしまう「アプリ内課金」です。

ゲームをしていると自然と「勝ちたい」「もっと上のステージに進みたい」と思うもの。無料のゲームアプリでもそうした「向上心」を満たすようなアイテムやキャラクターは有料であることがほとんどです。しかも、抽選制(ガチャ)になっているので、目的のものが手に入らないことも。そうした仕組みが高額課金を引き起こしてしまいます。

自由に課金ができないよう保護者はクレジットカードの管理を厳密に行うとともに、後述するフィルタリングアプリを活用してアプリ内を含む課金全体をコントロールすることが必要です。

いじめ被害の恐れ

スマホを小学生に与える第三のデメリットは「いじめ被害の恐れ」です。小学校でのいじめの認知件数は年々増加しており、文部科学省によれば30万件を突破(2017年度)。小学校一校当たりの認知件数は15.7件にのぼります。

いじめの内容は「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句」が61.4%と最多でした。しかし「パソコンや携帯電話で、ひぼう・中傷や嫌なことをされる」も過去最多の3,455件(1.1%)に達しています。

自分の子供にスマホを与えることによって、他の子供がどのように反応するかは読みきれません。スマホを持っているだけで「自慢している」「いばっている」などと「冷やかしやからかい」のきっかけになる可能性もあります。

また、SNSの利用が広がればさらに事態は複雑になります。SNS上では原則として文字だけで交流します。言葉のチョイスを誤ったり、感嘆符(?!)の付け方一つを間違えただけで、全く逆の意図が伝わったり、人を傷つけることも。いじめの口実をつくってしまうかもしれないところが、スマホ利用の怖いところです。

文部科学省「平成29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」

スマホによる被害を防ぐために

フィルタリングアプリの活用

青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律が2008年に施行されました。この法律により、スマホ事業者がフィルタリングサービスを提供することが義務付けられたのです。

この法律が施行されて以降、各事業者は18歳未満のスマホ利用者に対してフィルタリングを提供するようになりました。どのキャリアで契約をしたとしても、フィルタリングの機能は利用できます。

フィルタリングとは子供にとって有害な情報に接しないようにするための機能を指します。有害な情報を遮断することで、子供が売春や犯罪の被害にあうことや、いじめなどの問題が生じることを防ごうというものです。

現在では使用時間やアプリのダウンロード、課金などを総合的に管理できるペアレンタルコントロールサービスとして提供され、子供たちを様々なトラブルから守るための機能が盛り込まれています。

小学生の子供にスマホを持たせるなら必ず導入して欲しいフィルタリングアプリ。しかし、その普及はまだ進んでいないようです。内閣府の調査によれば、小学生の子供を持つ保護者のうちフィルタリングアプリを使っている保護者は27.2%に留まっています(上図)。

フィルタリングアプリをダウンロードしたり、設定したりするのは手間かもしれません。しかし、スマホ利用に関わるリスクを回避したいのであれば、わずかな手間を惜しむべきではありません。

家族でスマホに関するルールを決める

スマホでの動画視聴やゲームは小学生の子供にとって魅力的なもの。ついつい長時間没頭してしまったり、夜遅くまでスマホを使用してしまったりすることも。そうした問題を避けるためにも、小学生の子供にスマホを与えるならルールの設定は必要不可欠です。

しかし、ルールの設定についても保護者の認識はまだ十分ではないようです。小学生の子供にスマホを与えている保護者のうちルールを設定する保護者は半数にも達していません(上図、内閣府調べ)。

無制限のスマホ利用は深刻なスマホ依存をもたらすだけでなく、犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性を高めます。親子が納得できるルールを早急に決めるべきでしょう。

親子でコミュニケーションをとる

フィルタリングアプリで有害なサイトへのアクセスを禁止し、利用時間を限定するなどのルールを設定すればそれで万全と言えるでしょうか。必ずしもそうとは言い切れません。大切なのはスマホ利用に関して、常に親子でコミュニケーションを取ることです。

有害ではないアプリやサイトであっても、子供の使い方次第ではトラブルに発展する可能性があります。SNS自体は「安全アプリ」かもしれませんが、SNSはいじめの現場になったり、性的な自画撮り画像の交換の場になったりすることも。

また、ルールを作ったとは言っても、あいまいなルールでは意味がありません。ルールについて親子が定期的にコミュニケーションを取らないと親子の認識に差が生じることも。親は「ルールを作った」と思っていても、子供は「ルールなんて知らない」ということが現実のようです(上図、内閣府調べ)。

すなわち、小学生の子供が適切にスマホを利用しているか、ルールをきちんと認識しているかを確認するためには親子間のコミュニケーションが必要不可欠ということ。子供の安全を守るためにもコミュニケーションの手間を惜しんではいけないということでしょう。

まとめ

今回は小学生の子供のスマホ利用に関する保護者の意見をまとめ、メリットとデメリットを徹底的に解説してきました。保護者の意見は賛否両論に分かれており、持たせるか否かは各家庭の事情に左右されることがわかりました。

どんなツールにもメリット・デメリットの両方の側面があります。メリットを引き出し、デメリットを抑えるかどうかはスマホの利用のあり方次第です。親子でしっかりとコミュニケーションを取りながら、ルールを作るとともに、フィルタリングアプリを導入することをおすすめしてきました。

まずは親子で「小学生の子供にスマホが本当に必要か」「なぜ必要なのか」「使用するとすればどのようなルールで使うか」などについてしっかり話し合うことから始めてみてください。

この記事のまとめ
まとめ①:スマホ利用には賛否両論あり、持たせるかどうかは家庭の事情次第。
まとめ②:小学生のスマホ利用はデメリットだけではない。
まとめ③:デメリットを抑えるためにはフィルタリング、ルール、対話が必要不可欠。