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スマホを小学生に持たせると事件に発展する!?

 

  • 小学生の子供にスマホを持たせても良いのだろうか…
  • 小学生がスマホを安全に利用できるのだろうか…
  • どのようにしてスマホ利用のルールを作れば良いのだろうか…

内閣府の調査によると、スマホを利用する小学生は全体の30%に達しようとしています。一貫してスマホの利用率は高まる傾向にあり、わが子がスマホを欲しがるのも時間の問題でしょう。

実際に「友だちがスマホを持っているから」とせがまれて、「スマホを持たせても良いのか…」とお悩みのお父さん・お母さんもも多いはず。そこで今回はスマホを小学生に持たせることのリスクと持たせる場合の対策についてご紹介したいと思います。

この記事はこんな方におすすめです
・小学生の子供からスマホを持ちたいと言われた方
・小学生の子供にスマホを持たせるリスクについて知りたい方
・小学生の子供にスマホを持たせる場合の留意事項を知りたい方

小学生のスマホは事件に発展しやすい?

SNS関係

小学生がスマホを使用する場合、その使用目的はゲームやYouTubeなどの動画視聴が目的だと思いこんでいませんか?ゲームをしたりYouTubeを見たりしているだけなら事件に巻き込まれる可能性は低い、と考えるのはとても危険です。

確かに小学生のスマホの使用目的としてゲーム(76.8%)やYouTube(59.9%)の比率が高いのは事実です。しかし、SNSなどコミュニケーションツールを利用する小学生も全体の半数近く(46.9%)に達しています。

小学生も高学年になると背伸びしたくなるもの。中高生のお姉さんやお兄さんを真似てLINEやTwitter、InstagramなどSNSを使いたくなる気持ちはよく理解できます。

しかし、情報リテラシーを十分に備えないままコミュニケーションツールを使用することは極めて危険です。小学生を狙った犯罪者とも簡単につながってしまうのが、SNSの怖いところだからです。

いじめ

スマホを用いたコミュニケーションは友人関係を円滑にする場合もあれば、障害になることもあります。表情や声色、身振り手振りで情報や感情を伝達できるのがリアルなコミュニケーションの特徴。それに対しテキスト(文字情報)だけで情報を交換するスマホでのコミュニケーションには、独特の難しさがあります。

言葉の選択ミスや、感嘆符(?や!)の付ける・付けないの違いが、文章の意味を正反対にしてしまうところがテキストメッセージの怖いところ。スマホで誤ったメッセージを送ってしまうと、リアルな人間関係に致命的な亀裂をもたらしてしまいます。

SNSで交換されるテキストメッセージにはミスがつきもの。そうしたミスを推測することができるだけの心理的な余裕や、ミスの可能性を推測する論理的思考力が育っていれば、受信側がミスを消化(解釈)することも可能です。しかし、小学生にそこまでの能力を求めるのは酷というものでしょう。

スマホでのコミュニケーションが小学生たちの人間関係に深刻な亀裂をもたらし、リアルないじめに発展することも。いじめられた子供は心身を害し、最悪の場合取り返しの付けかない事態に発展することも少なくありません。

個人情報の漏洩

スマホは子供たちにとって情報の玉手箱。重くて大きい百科事典をひもとくことなく、子供たちはスマホから情報を簡単に引き出せてしまいます。しかし、子供たちの知的好奇心を満たすスマホは、便利であると同時に大きな危険性をはらんでいます。

インターネットという自由空間はある意味「なんでもあり」。インターネットの入り口になるブラウザーは、日々セキュリティの向上を目的にアップデートを繰り返しています。しかし、セキュリティの目をかいくぐる悪質なサイトが、子供たちの目にさらされてしまうところがインターネットの怖いところです。

「無料で占いができるので、登録して下さい」「登録するだけでゲームのポイントがもらえる」など、インターネット上には大人でさえだまされてしまう魅力的な文言にあふれています。小学生の子供たちがだまされてしまうのも無理がないこと。子供たちが悪気なく入力した住所や電話番号、氏名などの情報はネット上へと漏洩してしまっているのです。

小学生とスマホが絡んだ事件まとめ

例1 SNSで知り合った女児に裸画像を送信させる

小学生に性的関心を抱く大人は少なくありません。そうした犯罪者にとってスマートフォンは大きな武器。SNSを利用すれば物理的に接触することなく小学生と知り合うことができます。犯罪者が小学生のふりをしたり、同性のふりをしたりするのも簡単。スマホを利用して犯罪者は巧みに小学生たちに接触を試みます。

2015年1月、大阪府吹田市に住む41歳(当時)の建設作業員が、埼玉県の小学生の女子児童に撮影させた裸の画像を所持していた罪に問われ逮捕される事件が発生しました。容疑は児童買春・ポルノ禁止法(製造)違反です。

小学生と犯罪者の男性が知り合ったのはSNS。女子児童はスマートフォンを使用していたとのことです。犯罪者は言葉巧みに女子児童を誘導。裸の写真を自らに送信させました。父親によるスマホのチェックで事件が発覚。不審に思った父が警察に相談し、犯人の逮捕につながりました。

小学生である被害者がスマホのSNSを通じて容易に犯罪者とつながれてしまったこと、地理的には遠く離れた犯罪者から狙われてしまったこと、小学生が疑いもなく興味本位で撮影した自らの写真を犯罪者に提供してしまったこと、など驚くことの多い事案でした。

例2 ゲームアプリで知り合った女児に裸画像を送信させる

スマホ絡みで小学生が巻き込まれた事件の2つ目は「強制わいせつ事件」「児童買春・児童ポルノ事件」です。2018年11月に発生した事件に巻き込まれたのは東京都内に住む当時9歳、小学校4年生の女子児童。加害者は茨城県守谷市に住む22歳の小学校男性講師でした。

二人の出会いは人気のスマートフォンゲームアプリの掲示板です。掲示板上ではゲームの攻略法などについて情報交換をするのは当たり前。そこで被害女児が出会った小学生男性講師は、なんと「小学校6年生女子児童」になりすましていたそうです。

情報交換を通じて「信頼関係」を深めた二人は、やがて体の発育について相談をする間柄に。体の悩みを打ち明けるふりをし、言葉巧みに被害女児が裸の画像を送るよう仕向けました。

SNSではなくゲームアプリでも子供たちと犯罪者がつながってしまう可能性があること、小学生を守るべき教員であっても信用が置けないこと、スマホを使ったコミュニケーション上では簡単に身分を偽ることができてしまうこと、などを思い知らせる事件でした。

小学生の子供が事件に巻き込まれないようにするために

親子のコミュニケーションを大事にする

小学生の子供がスマホを入り口とした事件に巻き込まれないようにするためにはどのようにすれば良いのでしょうか。一つの方法が親子のコミュニケーションを大事にすることです。

親子のコミュニケーションを密に取るべき理由は3つあります。第一に子供をスマホ依存にさせないためです。子供たちがスマホに熱中してしまう理由の一つに親子のコミュニケーション不足があります。

2016年に公開された『親子関係に関する調査研究』によると小学生の子を持つ親のほとんどが1時間未満しか子供と会話をしていませんでした。親子間の会話を大事にすることで、まずはスマホ依存を断ち切りましょう。

第二の理由は子供がどのようにスマホを利用しているか、その利用状況を把握するためです。スマホはとても便利なツールである反面、利用方法を間違えれば有害なツールになりえます。子供の利用状況を把握し、スマホの適切な利用法についてアドバイスをしましょう。

第三の理由は親子の信頼関係を構築するためです。子供、特に小学生の子供がスマホを利用するに際しては厳密なルールが必要です。ルールは押し付けても破られるだけ。親子が納得できるルール作りが肝要です。そのためにも、日常的に親子が会話をし、信頼関係を築いておくべきです。

子供のスマホにフィルタリングをかける

親子でスマホの利用ルールについて取り決めることはとても大切なことですが、それだけでは十分ではありません。スマホには中毒性があり、子供はルールを破り、使いすぎてしまうことはよくあることです。それを物理的にシャットダウンしてしまうのがスマホのフィルタリング機能です。

2008年に「青少年インターネット環境整備法」が成立し、通信事業者は18歳未満が契約・使用するスマホにフィルタリングサービスを提供することが義務化されました。

フィルタリングサービスでは子供の安全を守るための様々な機能が提供されています。例えば有害サイトや有害アプリを子供が利用することをブロックする機能や、スマホの使用時間や使用できる時間帯を制限する機能、子供の位置情報を確認できるGPS機能などがその代表です。

親子ともにiPhoneを使用しているならばOSに標準機能として搭載されている「スクリーンタイム」を利用して下さい。親子ともにAndroidのスマホを使用しているなら「Google ファミリーリンク」が有効です。

「フィルタリングサービスって設定が面倒」などと言って有効にしていない人も少なくありません。しかし、その設定方法はとても簡単。1時間もかけずに全ての設定を済ませてしまうことができます。

特に自制心が未発達な小学生に同機能の設定は必要不可欠と言っても良いでしょう。後悔先に立たず。子供が事件に巻き込まれる前にフィルタリング機能を有効にしましょう。

まとめ

小学生にスマホを持たせることの危険性について今回は考えてみました。スマホはとても便利なツールであり、そう遠くない将来には小学生の子供たちにとって「インフラ」となるでしょう。スマホがなければ友だちとの人間関係に支障を来してしまう…そんな日は目の前に迫っています。

しかし、今回の記事でもお伝えしたように、小学生の間でスマホ絡みのトラブルが増えているのも事実。スマホは小学生に性的関心を持つ犯罪者が狙う窓口や、いじめの現場と化しつつあります。

スマホのメリットだけを引き出し、デメリットを無くすためには親子のコミュニケーションと適切なコントロールが必要不可欠。小学生の子供に本当にスマホは必要なのか、スマホを持たせるとしたらどのようなルールが必要なのかなどについて子供とじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。

この記事のまとめ
小学生のスマホ利用率は年々上昇している。
それに伴い小学生がスマホの利用を通じて巻き込まれる事件が増えている。
子供を守るために家族間のコミュニケーションと適切なフィルタリングが必要。